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バークチップを玄関に敷きたい!どれぐらい費用(金額)がかかりますか?

バークチップ(ウッドチップ)は砂利や瓦チップよりも見た目がオシャレで柔らかい雰囲気が出るので、自然なお庭造りに向いています。また、クッション性も高いので足腰に負担をかけません。「玄関にチップを敷くのにどれぐらい費用がかかるの?」という疑問にお答えします!
チップは何年ぐらいもつ?

まず気になるのがこの質問だと思います。バークチップは木を粉砕した物なので、砂利や瓦チップと違って時間が経つと朽ちてボロボロになってしまいます。施工環境によりますが、2〜3年でチップが色褪せてきて3〜4年でボロボロになります。チップがボロボロになるといっても土に還るだけですし、綺麗な状態を維持したい人はまた追加でチップを加えれば大丈夫です。「砂利は朽ちない」という方もいらっしゃいますが、数年経てば隙間から雑草が生えてきて伸び放題になりますし、手入れが必要という点ではどちらも同じです。
【バークチップが朽ちやすい環境】
- チップが地面と直接接している(菌が付着して分解されやすくなる)
- 人通りが多い場所(踏まれて砕ける)
- 日当たりが良い場所(日光で風化する)
- 雨風の影響を受けやすい場所(雨風で風化する)
【関連ページ】バークチップの耐用年数、寿命はどれぐらい?長持ちさせる方法について
事前に防草シートを敷くかどうか

次に大事なのが事前に「防草シートを敷くかどうか?」です。防草シートは名前の通り地面に敷くことで雑草を抑えるシートなのですが、実はバークチップと非常に相性が良くお互いの短所を補ってくれます。
【防草シート+バークチップ併用のメリット】
- チップの隙間から雑草が生えてくるのを防ぐ
- チップが朽ちにくくなる(地面に直接触れないため)
- チップが地面に沈むのを防ぐ
- チップが日光を遮るので防草シートが長持ちする(傷みにくくなる)
個人的には併用するのをオススメしますが、防草シートは値段が高いので予算と相談しながら決めても良いと思います。
防草シートは何を選べばいいの?
- 【amazonページ】ザバーン防草シート125BB
【関連ページ】バークチップの下に防草シートを敷いた方がいい?
お庭の広さに合わせてバークチップの量を決める

次にバークチップを敷く量を決めましょう。敷くスペースの縦幅と横幅を測って面積を割り出してください。坪数でも大丈夫です。面積、平方メートル、平米、坪数がわかりましたら下記の「バークチップ必要量の計算方法」をもとに使用量を割り出してください。
バークチップを敷く厚さ

バークチップを敷く厚さも重要です。厚く敷くほど防草効果、クッション性、地面が見えにくくなる効果が高まりますが、反対にコストがかかってしまいます。個人的に5cm厚が一番バランスが良くてオススメです。これ以上薄くすると地面が見えやすくなってしまうので注意しましょう。「どうしても厚く敷きたい」「防草効果を高めたい」という方は10cmぐらいまで敷いても大丈夫です。
【関連ページ】バークチップ必要量の計算方法
沢山必要なら「業務用のバークチップ」がオススメ!

バークチップを使う量が決まったら次は買うお店を選びましょう。オススメは「業務用バークチップ」です。玄関に敷くとなったら数百リットル単位で必要ですので、まとめて大袋で買った方が絶対にお得です。また、通販サイトで買えば自宅まで直接届けてくれるのも嬉しいポイントです。大袋を沢山乗用車に積むのは想像以上に大変ですし、1往復では終わらない可能性があります。あと車が汚れるのも気になりますよね。業者に直接家まで運んでもらうのが一番です。
【個人宅向け】
- 業務用バークチップ (1袋) 詳しく見る【公式ページ】
- 業務用バークチップ (2袋) 詳しく見る【公式ページ】
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【業者様向け】
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【訳あり品】
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ホームセンターで小袋を買うと割高になってしまう

バークチップはホームセンターで買うと割高になってしまうので注意しましょう。ほとんどのホームセンターでは小袋(3〜5リットル)しか売ってません。業務用バークチップと比べると1/10以下のサイズです。小袋で買うと割高になってしまうのはどこも一緒なので大袋が良いでしょう。
業務用バークチップ施工事例
お庭への使用事例1

お庭に「業務用バークチップ」を使用した例です。広い範囲に大量のバークチップを使用したので、業務用サイズが大活躍しました。小袋ではカバーできないような広い場所に最適です。
お庭への使用事例2

こちらのお宅でも「業務用バークチップ」を使用していただきました。金木犀の植えてあるお庭をオシャレに彩りたいということでチップを敷き詰めました。見た目の美しさだけでなく、泥の跳ね返り防止、土の乾燥防止、コガネムシの産卵防止など様々なマルチング効果があります。
花壇への使用事例

こちらは花壇に「業務用バークチップ」を使用した例です。土が露出したままよりも、上にチップを敷いた方が断然キレイになっているのがわかります。施工主様にも「景観が良くなった!」と喜んでいただけました。
鉢植えバラへの使用事例

鉢植えバラに「業務用バークチップ」を使用した例です。実はバラとチップは非常に相性が良く、見た目が綺麗になるだけじゃなく病害虫を予防する効果もあります。泥に含まれる雑菌が葉に着くと病気になってしまうので、泥はねを抑えることで病気予防します。また、根を食べてしまうコガネムシの幼虫の産卵も防いでくれます。
バークチップのメンテナンス、お手入れ

基本お手入れ不要ですが、台風のような大風が吹いた次の日はチップが散らばってることがあるので戻してあげましょう。また、事前に防草シートを敷いてない場合はチップの隙間から雑草が生えてくることがあります。半年に一回ぐらいは草取りしてあげましょう。といっても通常の裸地よりも断然雑草が少ないのですぐ終わります。
また、先ほどお話した通り、チップは2〜3年で色褪せてきて3〜4年でボロボロに朽ちてきます。ボロボロになったら新品を上から追加してあげましょう。朽ちたチップは土に還るだけなので取り除かなくても大丈夫です。
【関連ページ】バークチップのお手入れ方法
まとめ
- チップを敷く前にまずは防草シートを敷くか決めましょう。防草シートを敷いておくと雑草が生えにくくなり、地面と直接触れないのでチップも長持ちします。
- 次にチップを敷く面積を算出しましょう。平方メートル、平米、坪数がわかればコチラの「バークチップ必要量の計算方法」から必要量を計算することができます。
- チップを敷く厚さは基本的に5cm厚がオススメです。
- バークチップの使用量が決まったら実際に商品価格を見て必要経費を算出しましょう。大袋で安く買える「業務用バークチップ」がオススメです。
- 反対にホームセンターでは小袋しか売ってないので、割高になるので避けた方が良いです。
この記事を書いた人

加瀬 (カセ)
庭園管理士の資格所持。10年以上ガーデニング資材の販売に携わっています。植木肥料、バークチップ、除草剤、苔駆除剤、屋外用消臭剤、エクステリア清掃資材、カーブミラーなどをプロ目線でご紹介します。