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- ツツジの肥料は何がいいの?オススメ肥料の種類と時期を解説!
ツツジの肥料は何をあげればいいの?

ツツジは毎年沢山の花を付けるので、肥料をあげずにほったらかしにしているとすぐに体力不足になってしまいます。ツツジには緩効性の肥料が良いとされていますが、種類が沢山あって選ぶのが難しいですよね。そこで今回はツツジに最適な「肥料」とその「時期」「撒き方」についてご紹介します。
肥料を撒く時期、季節

ツツジの肥料は年2回撒きましょう。「冬の寒肥(1~2月)」「花後のお礼肥(5~6月)」が良いでしょう。
寒肥(1~2月)
冬に施す肥料を寒肥(かんごえ)と言います。冬場に肥料を与えることで、時間をかけて分解し、春先(新芽が出る季節)に栄養が十分に行き渡ります。この時期は緩効性肥料(ゆっくりと成分が溶けだすもの)を使用しましょう。液肥のようにすぐ流れてしまうものや、効果が短い物だと上手く吸収されません。花後のお礼肥(5~6月)
花後にお礼の意味を込めて肥料を施すことを「お礼肥」と言います。ツツジのように沢山の花を付ける木は沢山のエネルギーを使います。花後は体力を使い果たし、疲労困憊のような状態になっています。5~6月に肥料を施して体力を回復させてあげましょう。また、花後~初夏にかけて新しい花芽(翌年に咲く分)が付き始めます。この時期に肥料を施すことで翌年の花付きが良くなります。肥料のやり方(肥料を撒く場所)

肥料は中心より少し離れたところに撒いてください。枝先の真下を目安にまくと良いでしょう。画像の赤い場所が目印です。これには理由があって、根の先端(細根)が最も効率よく肥料を吸収するので少し離した方が良いのです。根元に近すぎるところ(中心)では効率よく栄養が吸収されません。根の先端は埋まっていて見えませんが、枝先と同じところまで伸びる性質があるので枝先を目安にまくと丁度良いです。 肥料を撒く際は、土の表面にパラパラと撒くのではなく、10cmほど穴を掘って埋めましょう。表面に撒くと根が地表に寄って来てしまい、強風で倒れやすくなります。
ツツジにオススメ肥料の種類
ツツジには緩効性(ゆっくりと溶ける)肥料がオススメです。普段使いであれば「油かす」、弱った木の回復や花芽を増やしたい時は「ニワユタカ肥料セット」が良いでしょう。これら2種類の緩効性肥料は「ゆっくり溶ける」「栄養バランスが良い」といった特徴があります。溶けるのが早かったり、栄養バランスが偏っている肥料は扱いが難しいので慣れてからにしましょう。「油かす」「ニワユタカ肥料セット」は大雑把に与えても悪影響が出にくいので使いやすくオススメです。
ニワユタカ肥料セットについて

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また、ニワユタカ肥料セットは樹木の必須栄養素10種類(チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を配合しており、栄養バランスを総合的に整えます。老木や、痩せた土地でよく見られる微量要素欠乏(栄養の偏り)に効果的です。
※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
ニワユタカ使用事例
ツツジの使用事例1

ツツジに「ニワユタカ肥料セット」を使用した事例です。施工前は花が少なかったのですが、肥料を施したところ、木の勢いが増し花芽が増えました。
ツツジの使用事例2

年々花付きが悪くなり、枯れ枝が出始めていたツツジに「ニワユタカ肥料セット」を使用。花後のシーズンに使用したところ、翌年の春には沢山の花が咲くようになり元気になりました。
五葉松の使用事例

五葉松に「ニワユタカ肥料セット」を使用した事例です。当初五葉松の葉色が悪く元気が無かったのですが、肥料を施したところ色ツヤが良くなり元気になりました。施工前は土壌がアルカリ性に近かったのですが、施工後は中性~酸性に近い値になりました。松は酸性土壌を好むため、樹にとって良い条件なりました。
まとめ
- ツツジは花を咲かせるために沢山のエネルギーを使います。痩せた土だと花が咲かなくなってしまうので毎年肥料をあげましょう。
- 肥料をまく時期は年2回、「冬の寒肥(1~2月)」「花後のお礼肥(5~6月)」が良いでしょう。
- 肥料をまく場所は中心より少しだけ離してまくと効果的です。ツツジは根の先端(根の広がった先)から最も効率良く肥料を吸収するためです。
- ツツジのオススメ肥料は緩効性(ゆっくり溶ける)肥料が良いでしょう。普段使いであれば「油かす」、弱ったツツジの樹勢回復には「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。